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Special Interview : T.I.classic 代表取締役 石井 敬仁

音楽から美容へ ― 本物だけを求めて

10代の頃、音楽に夢中になりました。ギターを弾き、ロックカルチャーの世界に魅了されていました。21歳で渡米した時には、アメリカのライブハウスで演奏し、本場のアーティストと音楽を介して通じ合い、感動したことを今も鮮明に覚えています。

special_001_01ギターとハサミと情熱と
アメリカに渡ったのは、座間のベースキャンプで身に付いた自分の語学力、自分のコミュニケーション能力を試してみたいというチャレンジでした。その頃はすでに、美容師の仕事についていた僕は、身体ひとつ「ハサミ」だけを持って渡米。スラムではネイティブアメリカンをカットしたこともあります。

このことがきっかけで、はじめは日本の若造など門前払いだった「バディ・ガイ」の出演するライブハウスにも入店することができたのです。はじめは「よそ者」だった日本からの訪問者が、張り詰めた雰囲気の中で、ひとたびギターを爪弾くと周囲の空気は一変。10代から夢中になって弾き続けたギターの音色が、文化の壁を越えて、紛れも無く今ここにいる”自分”という人間を表現し、伝え、コミュニケーションを実現した瞬間でした。

シカゴからニューヨークそして日本へ
こうしてシカゴやニューヨークを旅した僕は、そのエッセンスを持って日本へと戻ります。この経験を活かしながら、今度は、美容の世界で自分のフィールドを築くことに夢中になっていきました。
今でも、年に4回くらいは美容の視察やミラノサローネ(国際家具見本市)など海外に渡り、常に新しい刺激を受け、それを日本に持ち帰っては、新しいチャレンジへの糧としています。

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自立した本物の美を求めて
音楽・ファッション・美容、ここには共通した魅力があります。どれも「創造する世界」「限りなく広がる可能性の世界」であり、一方で人間の持つ内面の強さや美しさが最も影響する世界です。
美容家として、多くのサロンを経営しプロデュースする僕の目指す本当の”美”とは、外側からの働きかけだけでなく、自立した内面の輝きを兼ね備えた美しさ。女性も男性も、本当に美しい人・魅力的な人というのは、この両方を実にバランスよく持っています。
そういう「美」や「魅力」の創造にかかわり続けていくことは、僕の誇りでもあるのです。

あなたの夢はなんですか?
ティ・アイ・クラシックには「My philosophy book」という、スタッフへ向けたテキストがあります。その最初で、僕がスタッフに問いかけているのは「あなたの夢はなんですか?」というコトバ。「夢を描いているからこそ成長があり、夢に期限をあたえるからこそ実現へと向かうのだ」と、いうことを伝えています。
音楽も美容の仕事も、常に夢中になって、もがきながらも決して諦めずに、夢をひとつずつ実現してきた僕からのメッセージです。

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「輝く人」であるために
お客様に満足していただけるサービスを提供するには、自分自身がいつも輝いていること、周囲にも気配りができる自立した人間であることが大切。自分の舞台を見つけたら、夢中になって、そこではスターになる!夢中になることは無駄じゃないんだということを、スタッフ全員に知って欲しいのです。
「美しくなりたい」「輝きたい」と願うすべての人に…そして自分自身にも、「あなたの夢はなんですか?」そう問いかけながら、未来へ向かって走り続けています。

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